超異例ともいえるマッチアップが実現しました。
今年春のセンバツで優勝候補に挙げられる横浜高校と東京六大学の東大との練習試合で対戦します。
過去、センバツ出場校が大会前に大学と練習試合を行った例はありますが、両校のインパクトは規格外。
東京都文京区にある東大球場でおこなわれた世紀の一戦はどのような結果となったのでしょうか?
両チームともベストメンバーを組んだ
横浜
横浜の先発は1年生の織田翔希。センバツ大会でも注目の速球派投手。
打線は1番にキャプテンの阿部葉太をすえ、3番・奥村凌、4番・奥村頼から9番・池田に至るまで昨年秋の明治神宮大会決勝の広島商戦と同じメンバー
東大
先発メンバー
打順 守備 | 名前 | 学年 | 出身校 |
1 センター | 酒井 捷 | 4年 | 仙台二 |
2 DH | 堀部 康平 | 3年 | 県立船橋 |
3 ファースト | 工藤 雄大 | 4年 | 市川(千葉) |
4 ライト | 大原 海輝 | 4年 | 県立浦和 |
5 セカンド | 門田 涼平 | 3年 | 松山東 |
6 キャッチャー | 杉浦 海大 | 4年 | 湘南 |
7 レフト | 荒井 慶斗 | 2年 | 宇都宮 |
8 ショート | 井之口 晃治 | 4年 | ラ・サール |
9 サード | 秋元 諒 | 2年 | 市川(千葉) |
先発ピッチャー | 松本 慎之介 | 2年 | 国学院久我山 |
1番センターの酒井は23年秋のベストナイン、プロも視野にいれています。
先発ピッチャーの松本は国学院久我山のリリーフピッチャーとして2022年センバツでのベスト4進出に貢献。
甲子園で4試合、10イニングを投げた経歴の持ち主。
バットは?
使ったバットは横浜は金属バット、東大は木製バット。
横浜が初回から東大を圧倒
1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | ||
横浜 | 2 | 3 | 0 | 1 | 2 | 3 | 2 | |||
東大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
東大球場は聡明設備がないため、7回で日没コールド。
特別ルールで8回裏だけを実施し、登板予定だた横浜・奥村頼人投手が登板。
その奥村投手から東大がツーベースを含む3安打で意地の1点を取り、今日一番の盛り上がりを見せたとのこと。
1回
横浜の先頭打者・阿部がいきなりセンターオーバーの3塁打を放ち、東大のエラーと犠牲フライで2点を先行。
2回
横浜・阿部の3ランホームランで3点を加点。
東大は杉浦の2塁打などで2死満塁のチャンスを作るも、9番秋元が三振で無得点。
3回
横浜、エラーでランナーを出すも無得点。
東大は三者凡退。
4回
横浜、チャンスを作りショートゴロの間に1点。
東大、四球でランナーを出すも杉浦、荒井が連続三振。
5回
横浜、奥村頼人のソロホームランなどで2点を加点。
東大、堀部のタイムリーで1点を返す
5回を終了して横浜 8-1 東大。
7回
横浜、3連続ツーベースで2点を加点、7回終了で横浜 13-1 東大
注目の一戦は横浜の強さだけが目立った
もっと接戦になるかと思われたこの一戦。皆様はどのように感じたでしょうか?
いずれにしても、3月18日迫ったセンバツ大会。横浜の調整はとても順当のようです。
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