横浜の新星 小林鉄三郎の出身中学はどこ?・進路を徹底調査!

2025年夏の高校野球神奈川大会で、野球ファンの注目を一身に集める1年生投手がいる。横浜高校の小林鉄三郎(こばやし てつさぶろう)選手だ。184cmの長身から繰り出される最速140キロのストレートと、冷静沈着な投球術で、早くもプロスカウトからも熱視線を注がれている。

項目内容
氏名小林 鉄三郎
生年月日2009年6月6日
出身地神奈川県横浜市
身長・体重184cm・76kg
投打左投左打
所属横浜高校(2025年春入学)
ポジション投手(左腕)
野球開始年齢4歳(若葉台リトルバーズで野球を始める)
中学時代若葉台中学/中本牧リトルシニア
主な実績2024年ジャイアンツカップ優勝、BUNGO賞受賞
高校での成績2025年夏神奈川大会初戦:4回3安打無失点7奪三振
最速球速140km/h
得意球ストレート、チェンジアップ
憧れの選手山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)
目標プロ野球選手、春夏連覇
名前の由来池波正太郎『鬼平犯科帳』主人公の幼名から

小林鉄三郎は、幼少期から地元で鍛えられ、中学で全国制覇を経験し、横浜高校でも1年生から頭角を現す逸材です。

小林選手の名前「鉄三郎」には、興味深いエピソードがある。父親の雄之さんが池波正太郎の時代小説『鬼平犯科帳』の主人公・長谷川平蔵の幼名にちなんで命名したのだという。火付盗賊改方の長官として江戸の治安を守った平蔵のように、強い意志と冷静な判断力を持つ人物になってほしいという願いが込められている。

本人も「小説もたまに読んでいます」と語り、自身の名前を気に入っているという。マウンド上での落ち着いた投球ぶりを見ていると、まさに「鬼平魂」を受け継いでいるかのようだ。

スポンサーリンク
目次

中学時代の実績 … ジャイアンツカップで優勝

出身中学 … 若葉台中学

Google map より

小林選手の野球人生は4歳から始まった。地元の「若葉台リトルバーズ」で野球の基礎を学び、中学は地元の公立校・若葉台中学に進学した。

所属チーム … 中本牧リトルシニア

中学時代は「中本牧シニア」でエースとして活躍。2024年夏のジャイアンツカップ(中学硬式野球日本一決定戦)では見事優勝を果たし、全国制覇を経験している。

中学時代の主な戦績

大会・時期所属チーム成績・実績
ジャイアンツカップ2024(中3夏)中本牧リトルシニア全国優勝 準決勝でサヨナラ勝ちに貢献 決勝では6回から登板し2回無失点 最終回に同点タイムリーを放大会通算12回1/3を投げ2失点 打撃は7打数2安打「BUNGO賞」受賞
中学3年春季関東連盟大会中本牧リトルシニア1試合登板
リトルシニア全国選抜野球大会2024中本牧リトルシニア2試合登板
その他公式戦中本牧リトルシニア全国トップクラスの左腕2枚看板の一角として、エース格で投打に活躍

※中学時代は投手として抜群の安定感を見せながら、打撃でも勝負強さを発揮

引用:読売巨人軍 公式サイト より

進路は地元の横浜高校へ

強豪校からの誘い

小林選手には強豪校から数十校もの誘いがあったという。その中で横浜高校を選んだ理由について、本人は「一番成長できる場所」と語っている。伝統校の重圧を感じながらも、それを成長の糧として捉える前向きな姿勢が印象的だ。

家族の思い

家族も野球一家で、父の雄之さんは中学まで投手として活躍していたが、故障により「横浜高校に行きたかった」という夢を断念した経験がある。兄の玄三郎さんも野球選手だったが、怪我で離脱を余儀なくされた。そんな家族の想いも背負い、小林選手は横浜高校への進学を決めた。

投手としての圧倒的な才能

角度あるストレート

小林選手の最大の武器は、184cmの長身から投げ下ろす角度のあるストレートだ。最速140キロのスピードもさることながら、両サイドへのコントロールに優れ、キレのあるボールを投げることができる。

特に印象的なのは、キレのあるチェンジアップと強気な投球スタイルだ。「追い込んだら三振を取ることにこだわっている」と語るように、勝負どころでの集中力は既に高校生離れしている。

夏の大会でデビュー

2025年夏の神奈川大会初戦では、4回を投げて3安打無失点、毎回の7奪三振、無四球という圧巻のピッチングを披露。チームのコールド勝ちに大きく貢献した。プロ野球スカウトからも「両サイドのコントロールに優れ、キレのあるボールを投げている」と高く評価されている。

憧れは山本由伸、目標は春夏連覇

幼い頃から「プロ野球選手になる」ことが夢だった小林選手。憧れの選手は現在ロサンゼルス・ドジャースで活躍する山本由伸投手だという。左腕投手として、山本投手の投球術や精神力を参考にしているのかもしれない。

2025年夏に向けては「神奈川を制覇して春夏連覇を達成したい」と力強く語っている。横浜高校は春の選抜大会でも上位進出を果たしており、夏の甲子園での連覇が現実味を帯びてきている。

技術だけでない魅力

小林選手の魅力は、単に球速やコントロールだけではない。牽制の上手さや球持ちの良さ、そして何より強いメンタルが挙げられる。中学時代の全国制覇経験が、大舞台での度胸を養ったのだろう。

1年生ながら既にチームの中核を担い、先輩選手からも信頼される存在となっている。この精神的な成熟度も、プロスカウトが注目する大きな要因の一つだ。

まとめ…期待される未来

横浜高校の期待の新星・小林鉄三郎選手は横浜市の出身。地元横浜で野球を始め、中学時代の輝かしい実績をひっさげ横浜高校へ進学した。

小林鉄三郎選手は、まさに横浜高校の新星として、高校野球界に新たな風を吹き込んでいる。中学時代の全国制覇経験、恵まれた体格、そして何より「鬼平魂」とも呼べる強い精神力を兼ね備えた逸材だ。

2025年夏の甲子園での活躍が大いに期待される中、将来のプロ野球界でも大きな存在になる可能性を秘めている。父や兄の果たせなかった夢を背負い、池波正太郎の小説から名前をもらった1年生左腕が、どこまで羽ばたいていくのか。野球ファンならずとも、その成長を見守りたくなる魅力的な選手である。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次