沖縄に剛腕投手が現れました。沖縄尚学の新2年生・末吉良丞 投手です。
昨年夏の沖縄大会。沖縄尚学の1年生左腕が147キロをたたき出したと話題になりました。
そして迎えた秋の沖縄大会では150キロの大台に到達。
末吉投手は中学時代に軟式で145キロを出す左腕として既に沖縄県内で有名な投手でした。
まだ新2年生で伸びしろ満載の左腕はどのような球歴の投手なのでしょうか?
末吉 良丞 | すえよし・りょうすけ |
生年月日 | 2008年 11月18日 (新2年生) |
身長/体重 | 175㎝ 85㎏ |
投打 | 左投げ 左打ち |
出身 | 沖縄県浦添市 |
小学校 | 浦添市立仲西小学校 |
中学校 | 浦添市立仲西中学校(軟式野球部) |
出身中学 … 浦添市立仲西中学校

浦添市の出身
末吉投手は那覇市の隣、浦添市の出身です。
地元の仲西小学校に進むと2年生のときから軟式で野球を始め、仲西中学でも軟式野球を続けました。
小学校のときに120キロ、中学で145キロを投げていた
小学校6年時には既に最速120キロ。中学3年時には145キロまで球速を伸ばしました。
中学時代、チームは沖縄県内で勝ち進むことはありませんでしたが、軟式球で最速145キロをたたき出す左腕として名の知れた存在に成長。
高校での戦績は?

引用:沖縄尚学高等学校・附属中学校 HPより
沖縄尚学へ進学
中学時代から剛腕として名が知られた末吉投手でしたが、高校進学にあたり
「U-18 のピッチングコーチをしている比嘉先生(沖縄尚学・監督)に教わりたい」と沖縄尚学へ進学を決意しました。
1年夏に早くも登板
1年夏に背番号20でベンチ入りをはたします。
沖縄工業との2回戦。4-4の同点で迎えた9回表無死1,3塁のピンチを迎えたところで登板。140キロ後半の速球で圧倒しこの窮地を切り抜けると、延長タイブレークとなった10回表も無失点に抑え、その裏のサヨナラ打を呼び込みました。
1年秋に九州大会優勝
沖縄大会 | 2回戦 | 〇 7-3 美里工 | 150キロを計測 |
〃 | 3回戦 | 〇 13-0 北中城 | |
〃 | 準々決勝 | 〇 3-1 美来工科 | |
〃 | 準決勝 | 〇 3-1 宮古 | |
〃 | 決勝 | 〇 8-5 エナジックスポーツ | |
九州大会 | 1回戦 | 〇 3-2 佐賀北 | 6安打2失点で完投 |
〃 | 準々決勝 | 〇 5-0 鹿児島実 | 4安打で完封 |
〃 | 準決勝 | 〇 11-1 西日本短大付 | 6回コールド を完投 |
〃 | 決勝 | 〇 6-2 エナジックスポーツ | 最後を締める |
明治神宮大会 | 準々決勝 | ● 5-11 敦賀気比 | 寒いなか5回3失点 |
秋の県大会で150キロをたたき出す
新チームが結成され、背番号1で臨んだ沖縄大会。2回戦の美里工戦で150キロと自己最速を更新しました。
九州大会で優勝
沖縄1位校として臨んだ九州大会では150キロを投げる1年生左腕としてスカウトや高校野球ファンからの注目を浴びながらの登板となりました。
1回戦の佐賀北戦は6安打2失点で完投すると準々決勝の鹿児島実戦では雨のなか継続試合となるも4安打で完封勝ち。
準決勝の西日本短大付属との試合は6回コールドを完投。決勝では試合の終わりを締め、優勝投手に。
九州大会4試合24回1/3を投げ、自責点2の評判通りの快投をみせました。
150キロ左腕 末吉良丞 投手 出身中学は? まとめ
末吉良丞 投手は沖縄の浦添市出身。地元の仲西中学時代に既に球速145キロを記録する注目選手でした。
沖縄尚学へ進学後も比嘉監督のもと順調に成長し、ついに球速は最速150キロを記録。
まだ新2年生ということでセンバツ大会はもちろんですが、その後の成長にも注目です。
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