沖縄の離島から、“世代屈指の本格派右腕”が上州に現る!
石垣 聡志(いしがき・そうし)、182cm・82kgの堂々たる体格を誇る健大高崎の1年生右腕が、早くも注目を集めている。最速140キロ目前の直球とキレ味鋭いスライダー、ツーシームを操る逸材は、2025年春、関東大会で鮮烈デビュー。背番号18を背負い、高校球界にその名を轟かせ始めた。
憧れはオリックスの剛腕・山下舜平大。自身も「剛腕投手になりたい」と、明確なビジョンを持ってマウンドに立つ。
プロフィール … 石垣聡志

石垣聡志 | いしがき・そうし |
生年月日 | 2009年4月9日 |
身長/体重 | 182㎝/83㎏ |
投打 | 右投げ 右打ち |
出身地 | 東京都生まれ |
→ 父親の仕事の関係で小学校5年から石垣島へ移住 | |
中学校 | 石垣第二中学校 |
→ 硬式の「八重山ポニー」で主力投手として活躍 | |
高校 | 高崎健康福祉大学高崎高等学校(健大高崎) |
→ 2025年 春季関東大会で公式戦デビュー |
出身地 … 沖縄・石垣島

石垣の地から“本格派右腕”が羽ばたく!
石垣選手の故郷は、沖縄県石垣市。青い海と空、豊かな自然に囲まれた南の島から、全国を目指す若きエースが育った。幼少期に島へ移住し、野球と本気で向き合った日々が、現在の基礎を作り上げた。
出身中学 … 石垣第二中学

引用:石垣第二中学 学校だより より
野球の礎は、八重山で築いた!
八重山ポニーズ
中学時代は「八重山ポニーズ」でプレー。ここで非凡な才能を開花させた。最速140キロをマークし、U16ポニーワールドシリーズ日本代表にも選出。アジア王者として挑んだ世界大会では準優勝の快挙!中学生離れした実力で、全国スカウト陣の視線を集めた。
打っても投げても圧倒的――2024年の中学ラストイヤーは、その名を全国に轟かせるシーズンとなった。
八重山ポニーでの活躍
- 右投右打、182cm超の体格を活かしたダイナミックなフォームが特徴。
- 直球の最速は中学3年時点で140km/hに到達。変化球も多彩で、制球力も高く評価されている。
- U16日本代表の一員としてアジア王者、世界大会準優勝という国際経験を持ち、将来性を高く評価されている。
なぜ健大高崎に進んだのか
石垣聡志は、八重山ポニー時代から全国レベルの実績と経験を積んだ本格派右腕であり、U16日本代表としても国際舞台で活躍。中学時代から大きな注目を集めてきた逸材だった。
そんな彼が、なぜ群馬の健大高崎を進学先として選んだのだろうか?
毎年冬季に石垣島で合宿を行っている
健大高崎野球部は、毎年冬季(直近では2024年12月末)に沖縄県石垣島で合宿を行ってる。この合宿は、温暖な気候を活かしたオフシーズンの強化練習が目的で、体力づくりや技術向上、チームの結束力強化を図る重要な機会となっている。また、健大高崎が石垣島で合宿を行っていることが、地元の有望選手との接点にもなっているのだ。
このとき八重山商工の元監督・伊志嶺吉盛氏からの推薦もあり、石垣島キャンプで実際に石垣聡志のプレーを視察した上で、健大高崎への進学が決まった経緯がある。
石垣自身の進路選択の決め手は「練習の雰囲気が自分に合っていたから」。強豪・健大高崎の激しい競争の中で自らを鍛えることを選んだのは、未来のエースとしての覚悟の表れだ。
沖縄・八重山から健大高崎に進学。一昨年の年末、健大高崎の石垣島キャンプを見学したのがきっかけだった。生き生きとプレーをする姿に「先輩たちが練習をしている姿が、自分に合っていると思った」と心を奪われた。優勝した昨春センバツは準々決勝と準決勝を観戦。「元気さんと(佐藤)龍月さんの2人が、堂々とピッチングする姿に憧れてきました」と、健大高崎の門をたたいた。
引用:日刊スポーツ 205年5月20日 より
健大高崎での戦績
公式戦デビュー
2025年春季関東大会準々決勝(vs習志野)で、ついにその時が来た。
石垣は3イニングを投げ、被安打3・失点1(自責0)・四死球ゼロと、堂々たる投球を披露。堂々たるマウンドさばきで、高校野球の大舞台にも動じないメンタルの強さを見せつけた。
指揮官の期待に応える好投で、名門健大高崎に新たな風が吹いた!
監督のコメント
健大高崎・青柳監督もその将来性に太鼓判。
「体力をつければ150キロも夢じゃない。世代屈指の本格派右腕になる可能性がある」と断言。無駄な力みのないフォームに、すでに完成度の高さを感じさせる。まさに“ダイヤの原石”、磨けば光る逸材だ。
健大高崎・石垣聡志 まとめ
南の島から届いた剛腕の風――石垣聡志、ここに見参!
中学時代から全国レベルで結果を残し、名門健大高崎でもいきなり公式戦デビュー。1年生とは思えぬ安定感と落ち着きは、まさに“完成度の高い将来のドラフト候補”。
石垣元気との“W石垣”体制で、健大のマウンドはますます目が離せない。これからの高校野球界で、大旋風を巻き起こす可能性は十分。2025年、球春の主役候補がまた一人現れた!


コメント