岩手の花巻東高校にまた怪物が現れました。古城大翔 選手です。
父は日本ハムや巨人で活躍した古城茂幸氏。
昨年夏の甲子園で1年生ながら4番サードで全国デビューした大翔選手。
がっちりした身体をいかした豪快なスイングが印象的でした。
菊地雄星や大谷翔平も花巻東時代に背負った「背番号17」
岩手にまた現れた下級生の豪傑はどのような球歴なのでしょうか?
古城 大翔 | ふるき・だいと |
生年月日 | 2008年6月4日 |
身長/体重 投打 | 180㎝ 94㎏ 右投げ 右打ち |
出身小学校 | 横浜市立勝田小学校( 山田バッファローズ 所属) |
出身中学校 | 横浜市立早淵中学校(都筑中央ボーイズ 所属) |
父は 巨人の古城茂幸コーチ
16年の現役生活
父は、巨人の3軍コーチを務める古城茂幸氏です。
千葉の中央学院から国士館大へ。日本ハムへ入団、巨人でも活躍し通算16年の現役生活でした。
現役時代は主に、代打・代走・守備固めなど様々な役割をこなすスーパーサブとして活躍しました。
現役引退後は巨人のスカウトや1軍・ファームのコーチなどを歴任しています。同僚からの人望が厚く、また明るい人柄でファンから人気を博しているチームに無くてはならない存在です。
花巻東の佐々木監督とは国士館大の同期
国士館大時代の同僚に、現花巻東野球部監督の佐々木洋氏がいます。おそらくこの時のつながりもあり花巻東を選んだと思います。
故郷は神奈川県横浜市

Google Map より
古城選手は神奈川県横浜市の出身です。小学校の勝田小と中学校の早渕中とは道を挟んで隣同士。
勝田小の1年生時に山田バッファローズで野球を始め主に内野手として活躍。
出身中学校 … 横浜市立早渕中学校
すぐ隣の早渕中に進学
中学は小学校のお隣にある早渕中に進学し、同時に都筑中央ボーイズで本格的に野球を始めました。
都筑中央ボーイズ
都筑中央ボーイズは巨人やロッテなどで活躍した前田幸長氏が中心となって2008年に創部され、指導者にも元プロ野球選手や社会人野球の選手がそろっています。
現在中学部の監督を務めている都築克幸監督もまた、中日でプレーしていた元プロ選手です
引用:都築中央ボーイズ Instagram より
2024年夏の甲子園
「背番号17」で甲子園デビュー
花巻東OBの菊池雄星(エンゼルス)や大谷翔平(ドジャース)も1年生のときに「背番号17」を付けています。
昨年、米国へ渡った佐々木麟太郎(スタンフォード大)もこの番号を背負い、花巻東にとって背番号17は将来の飛躍を期待させる番号となっています。
滋賀学園に完敗
甲子園デビューとなった滋賀学園との試合で4打数2安打の活躍を見せますが、試合は0-5の完封負け。
ほろ苦い甲子園デビューとなりました。
2024年 秋の戦績
2024年 秋の公式戦
新チームになると中核としてチームを引っ張る存在に。
いずれの試合も「4番サード」で出場しました。
岩手大会 | 地区予選 | 〇 4-1 専大北上 | |
〃 | 2回戦 | 〇 2-1 水沢 | |
〃 | 準々決勝 | 〇 8-2 盛岡工業 | |
〃 | 準決勝 | 〇 3-0 久慈 | |
〃 | 決勝 | ● 4-6 一関学院 | |
東北大会 | 2回戦 | 〇 8-0 秋田商業 | 4打数3安打6打点1本塁打 |
〃 | 準々決勝 | 〇 2-1 鶴岡東 | 3打数ノーヒット |
〃 | 準決勝 | ● 1-4 青森山田 | 4打数2安打 |
3年ぶり5回目のセンバツへ
東北の枠は3校。決勝へ進出した聖光学院と青森山田には当確ランプが付きましたが、3校目はベスト4で敗れた花巻東と山形中央との比較となりましたが、投打にパワーのある選手がそろった花巻東が選出され、3年ぶり5回目の春のセンバツを掴みました。
元プロの父をもつ古城大翔 選手 まとめ
岩手の花巻東の中心選手・古城大翔 選手の故郷は神奈川県横浜市でした。
父と大学時代の同期である花巻東・佐々木洋監督のもとで練習を積み、ますますパワーアップする古城選手の甲子園での活躍が楽しみです。
コメント