センバツ21世紀枠の2校の選考基準は? いつ決まるの??

センバツ大会は出場校が招待されて開催される大会です。夏の甲子園はトーナメントの勝ち抜きですから出場校の決定過程は明白です。

センバツ大会は全国の高校から選抜されるのでその選考過程がよく分からないことも多いです。

ちょっとわかりにくい「21世枠」がどのような基準とスケジュールで選ばれるのかをまとめてみました。

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目次

3つの段階を踏んで46校から2校が選ばれます

第1次選考(10月下旬~11月中旬)
単独地区扱いの北海道を除く46都府県高校野球連盟が1校ずつ推薦されます。

2次選考(2024年12月13日)
推薦された46校を8地区に分けて2次選考し、北海道を含む9地区で各1校の候補校を絞り込みます。

センバツ選考委員会当日(2025年1月24日)
センバツ選考委員会にて東西を区分せずに2校を選びます。

第1次選考 … 46都府県から46校の推薦

秋の大会が終わったころに推薦される

毎年、夏の甲子園大会が準々決勝・準決勝・決勝と最高の盛り上がりを見せるとき、全国津々浦々で2年生と1年生で作った新チームの戦いが始まります。翌年の春のセンバツ甲子園出場の選考をするためにとても大切な試合となります。

秋の都道府県大会が終わったころ10月下旬から11月中旬にかけて各都府県の高校野球連盟から21世紀枠への推薦校が発表されます。

推薦をする選考基準は次の通りです。

選考基準は?

21世紀枠はセンバツの招待大会としての特性を象徴し、高校野球の模範的な姿を実践している学校を以下の基準に沿って選びます。

①秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)が対象

②以下の推薦例のいずれかに当てはまる学校。
 ▽少数部員、施設面のハンディなど困難な環境の克服
 ▽学業と部活動の両立
 ▽数年間にわたり試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない
 ▽創意工夫した練習で成果を上げている
 ▽部外を含めた活動が他の生徒や地域に良い影響を与えている。

この選考基準によって選ばれた推薦校は次の通りです。

46都府県の推薦校は日本高校野球連盟のHPに順次アップされます。

21世紀枠推薦校一覧

第97回選抜高等学校野球大会・都府県連盟推薦の21世紀枠推薦校一覧

2024年11月18日 17:00

 学校名秋季(都府県)大会成績
北海道
青森県立八戸ベスト8
岩手県立久慈ベスト4
秋田県立秋田工業ベスト8
山形山形市立商業ベスト16
宮城仙台第一ベスト8
福島県立ふたば未来学園ベスト4
茨城県立日立商業ベスト8
栃木県立宇都宮工業準優勝
群馬組合立利根商業ベスト4
埼玉川口市立ベスト8
山梨県立甲府城西ベスト4
千葉千葉黎明優勝
東京淑徳ベスト4
神奈川県立横浜清陵ベスト8
長野県小諸商業ベスト8
新潟県立新潟ベスト8
富山県立富山北部準優勝
石川県立小松工業準優勝
福井県立大野ベスト4
静岡桐陽ベスト8
愛知名古屋たちばなベスト4
岐阜県立岐阜総合学園ベスト8
三重県立桑名工業ベスト16
滋賀県立水口ベスト8
京都府立山城ベスト4
奈良県立奈良準優勝
和歌山県立紀央館ベスト8
大阪府立市岡ベスト16
兵庫西宮市立西宮東ベスト8
岡山県立岡山東商業ベスト4
鳥取県立米子西ベスト8
広島県立竹原ベスト8
島根県立大田ベスト4
山口県立西京ベスト4
香川県立高松東ベスト4
愛媛県立今治北ベスト8
徳島県立板野ベスト8
高知県立高知小津ベスト8
福岡県立育徳館準優勝
佐賀県立小城ベスト8
長崎県立壱岐準優勝
熊本県立熊本商業ベスト8
大分県立大分豊府ベスト8
宮崎県立延岡ベスト16
鹿児島県立隼人工業ベスト8
沖縄県立宮古ベスト4

引用:公益財団法人 日本高等学校野球連盟 HPより

2次選考 … 46校→8校 そして北海道の1校を合わせ9地区の9校に

推薦された46校を8地区に分けて2次選考し、北海道を含む9地区で各1校の候補校を絞り込みます。

9地区の9校 この中から2校が甲子園へ

第97回選抜高等学校野球大会 21世紀枠候補校
【北海道】北海道釧路江南高校(北海道)
【東北】岩手県立久慈高校(岩手県)
【関東・東京】神奈川県立横浜清陵高校(神奈川県)
【東海】名古屋たちばな高校(愛知県)
【北信越】石川県立小松工業高校(石川県)
【近畿】京都府立山城高校(京都府)
【中国】島根県立大田高校(島根県)
【四国】香川県立高松東高校(香川県)
【九州】長崎県立壱岐高校(長崎県)

1月24日 9校から甲子園出場2校が選ばれる

さ~、いよいよ最終段階のセンバツ選考委員会が1月24日に開催され、21世紀枠の2校を含めた32校の出場校が決まります。

21世紀枠は9校の中から2校が選ばれますが、

巷の話題を総合すると

まず、壱岐は選出確実。残りの1校を久慈、小松工業、山城の中から1校…。

と感じています。

一般枠でも近畿の6校目が大阪学院なのか、滋賀短大付属なのか?
など、見所があります。

1月24日にセンバツ選考委員会が開かれ、第97回センバツ大会の出場校32校が発表されました。

注目の21世紀枠の2校は
横浜清陵高校
壱岐高校


が選出され、神奈川県と長崎県からは初めての選出となりました。

まとめ 21世紀枠の選考基準 いつ決まる?

センバツ21世紀枠の選出スケジュールを振り返ってみました。

第1次選考(10月下旬~11月中旬)
46校が推薦されます。
単独地区扱いの北海道を除く46都府県高校野球連盟が1校ずつ推薦されました。

2次選考(2024年12月13日
46校が8校に絞り込まれ北海道の推薦校と合わせて9校が残りました。

センバツ選考委員会当日(2025年1月24日)
9校から2校が選出され甲子園へ
センバツ選考委員会にて東西を区分せずに2校を選びます。

1月24日に出場32校が決まり、3月9日に抽選、そして3月18日いよいよ第97回大会が開幕します。

今年も楽しみにしています。

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