青山学院大の今年のキャプテンは田中悠登選手です。
高校時代は敦賀気比高校で、全国高校駅伝に2回出場して2年連続で1区を走りました。
青山学院大でも三大駅伝を中心にランナーとして活躍していますが、と同時に田中選手は将来の職業にアナウンサーを選択します。
競技をしながらの就職活動は大変だったそうですが、見事に地元の福井放送への就職が決まりました。
引用:田中悠登選手のInstagram より
福井放送への就職が決まり、アナウンサーになります
田中選手は3年生のときに、Twitter で学生寮の所在地にちなんだ「中町2丁目ニュース」を立ち上げました。
自らの性格を「破天荒」という田中選手。その行動力に感服しますね。なかなか出来ることじゃありません。
福井放送に就職が内定し恐竜の街・福井の福井駅前でのワンショット
引用:田中悠登選手のInstagram より
アナウンサーという職業に興味を持ち始めたきっかけは?
「TBSの番組収録に参加させていただいた2年生の時、アナウンサーという仕事に興味を持ちました。早大競走部出身のアナウンサーの佐藤文康さんに『アナウンサーの仕事は面白いよ』と言われ、本気で目指すようになりました。でも、就職活動は大変でした。試験や面接のたびにチームの練習を抜けるので、みんなに申し訳ない気持ちがありました。アナウンサーになることを諦めかけた時もありましたが、チームメートや、原監督、奥さん(美穂さん)、田幸コーチ、伊藤コーチに『応援しているよ』と言われ、頑張れました。アナウンススクールの先生からは大切なことを学び、就職活動を通してかけがえのない仲間と出会うこともできました。支えてくれた方々に心から感謝します」
引用:2024年10月5日 スポーツ報知 より
どのようなアナウンサーを目指すのか?
「農業や漁業、いろいろな職業の方々を取材して、福井で暮らしている方々の思いを伝えられるアナウンサーになりたいです。そして、やはり、スポーツに携わりたい。一番の夢は、青学大同期の太田蒼生(4年)や、同じ福井県出身で国学院大キャプテンの平林清澄(4年)の活躍を伝えることです」
引用:2024年10月5日 スポーツ報知 より
青山学院同期の太田蒼生選手やライバル校の国学院大 平林清澄選手の活躍をアナウンサーとして伝えたい…。
田中選手の人柄がわかる本当にいい話ですね。
箱根駅伝での戦績
三大大学駅伝
大学4年間の、ランナーとしての活躍を三大駅伝中心にまとめてみました。
区間賞を獲得したりとか華々しい活躍は無く、ときにメンバーから外れることもありました。
メンバーに入れない悔しさもよく知っている選手ですね。
1年生
三大駅伝での出場はありませんでしたが、11月に行われた世田谷246ハーフマラソンで優勝しました。
2年生
■出雲駅伝
5区 - 6位
三大駅伝デビューを果たしました。
■箱根駅伝
8区 -区間 5位
チームも3位でした。
3年生
■出雲駅伝
出走メンバーから外れました。
■全日本大学駅伝
8区 - 区間3位
「青学イチ熱い男」がアンカー期間を走りました。
最長の最終8区を区間3位でまとめ国学院大、中央大との2位争いに競り勝つ好走を見せました。
優勝は駒澤大。青山学院大は2位。
■箱根駅伝
8区に登録されましたが、左足の不調から当日変更で塩出選手と交代し、出番なしに終わりました。
う~ん、残念でした。
4年生
■出雲駅伝
10月14日に行われた出雲駅伝では10名の登録メンバーから外れました。
選手層のとても厚い青山学院大で駅伝メンバーに入るのはとても大変なのですね。
■全日本大学駅伝
5区ー区間4位と奮闘しました。
チームは3位。優勝は国学院大、2位は駒澤大でした。
■箱根駅伝
まとめ
田中選手、とても「熱い男」ですね。
陸上競技生活の集大成となる今回の箱根駅伝でどんな走りを見せるかともも注目です。
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