11月10日に世田谷246ハーフマラソンが東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場で行われ青山学院の選手が1位~5位までを独占しました。
このレースは例年、青山学院の箱根駅伝メンバーを選出する際の重要なレースと位置付けられています。
安島選手にとって初のハーフマラソンながら終始先頭付近でレースを展開。ラストで後続のランナーを振り切り優勝をはたしました。
今年の青山学院の1年生は高校時代から注目されたランナーがそろっています。
その中で今回は世田谷ハーフマラソンで優勝した安島莉玖選手のことを調べてみます。
安島莉玖(あんじま・りく) 選手はどんな感じ?
「適当」のボードを持っているのが安島選手です。
いい成績を残す選手はオンとオフの切り替えがうまいです。いつも全力じゃ持たないですよね (^^)
中学 … 大垣市立興文中学
安島選手は中学・高校と大垣市内の学校に通っています。
大垣市は近くに「関ケ原古戦場」など戦国時代の史跡が沢山ある歴史の街ですね。
安島選手はJR大垣駅からほど近い大垣市立興文中学に入学し、そして地元の陸上クラブで練習を重ねました。
高校 … 大垣日大高校
高校は大垣市内の大垣日大高校へ進学しました。ここで陸上競技部に所属し、岐阜県や東海地区の数々の大会に出場しています。
全国大会では
2年生のときに全国高校駅伝に出場し、エース区間の1区で区間10位と好走。
3年生のときは全国高校駅伝には出場できませんでしたが、今年1月の都道府県男子駅伝では岐阜県代表ランナーとして出場し1区 区間3位と好走しました。
大学は青山学院へ
地元の岐阜を離れて東京の青山学院大へ。
大学へ入っての半年を振り返ってどうでしたかの問いに
「つらいことが100%ぐらいでした」と答えています。
大学に入って初めての寮生活となり、1年生の仕事もあり、ずっと張り詰めた空気の中で過ごす状態が「すごく大変でした」。「楽をして強くなってきた分、すごくいろんなことを徹底している環境に入って、そのギャップが大きかったです」。そんな中でも同期で切磋琢磨(せっさたくま)し合い、夏合宿などのきつい練習を乗り越えてきた。
引用:4years
高校まで実家暮らしで、学校も近く「楽をして強くなってきた」と感じているようです。
全日本大学駅伝は出走回避
11月に行われた全日本大学駅伝では5区を走る予定でしたが、右足の違和感で出走を回避しました。
箱根駅伝にエントリー
12月10日、箱根駅伝2025に出場する青山学院大学の16名のエントリー選手が発表されました。
ここから12月29日に発表される区間エントリーで10名に絞られます。
氏名 | 学年 | 出身校 |
---|---|---|
太田蒼生 | 4 | 大牟田 |
白石光星 | 4 | 東北 |
田中悠登 | 4 | 敦賀気比 |
鶴川正也 | 4 | 九州学院 |
野村昭夢 | 4 | 鹿児島城西 |
若林宏樹 | 4 | 洛南 |
荒巻朋熙 | 3 | 大牟田 |
宇田川瞬矢 | 3 | 東農大三 |
黒田朝日 | 3 | 玉野光南 |
佐藤有一 | 3 | 拓大一 |
塩出翔太 | 3 | 世羅 |
平松享祐 | 2 | 中部大一 |
安島莉玖 | 1 | 大垣日大 |
小河原陽琉 | 1 | 八千代松陰 |
黒田然 | 1 | 玉野光南 |
佐藤愛斗 | 1 | 小林 |
安島選手自身は箱根の8区出走を目指しています。
各校のエースがその走りを競う華やかな往路の区間ではなくなぜ復路の8区??
安島が箱根駅伝で走りたい区間は復路の8区だという。思わず、往路ではない理由についてたずねると「湘南の広くて長い道路を、富士山をバックにして走ってみたいと思います」と
引用:4years
「富士山をバックに走ってみたい」なんて、なかなか粋なこと言いますね。確かに、昨年の青山学院の8区はもう独走の状態でしたから、バックの富士山が良く似合いました。
まとめ
青山学院は今年もまた、鶴川正也選手(4年)、太田蒼生選手(4年)、黒田朝日(3年)選手など強力なメンバーがそろっていて、昨年に続く連覇を狙っています。
青山学院の凄いところは、上級生だけでなく下級生、特に1年生に期待のホープがそろっていることです。
今回は1年生の注目選手・安島莉玖選手について調べてみました。
1月3日の湘南で、富士山をバックに走る安島選手を見たいですね。とても楽しみです。
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