青山学院のエース・黒田朝日選手(3年生)は昨年の箱根駅伝で2年生ながら「花の2区」に抜擢され区間賞の快走。青山学院の2年ぶりの優勝に大きく貢献しました。
黒田選手はいまや大学陸上界屈指のランナーと注目されています。
しかも驚くことに、黒田朝日選手の家族がまた皆さん凄いランナーなのです。
今回は、黒田朝日選手の家族の情報をまとめてみました。
向かって右側が朝日選手。左側が弟の然選手。
お父さん … 将由(まさよし)さん
父・将由さんは45歳。玉野光南高校 → 法政大学
お父さんが玉野光南高校出身です。朝日選手と然選手は後輩となりますね。
そして、高校卒業後に入った法政大で箱根駅伝に3度出場したランナーだったんです。
お父さんの大学時代の箱根駅伝の成績を調べてみました。
1年生でいきなり1区抜擢ですね。2年生でも1区を走っています。
当時、法政大学には徳本一善(現在:駿河台大学陸上部監督)というスター選手がいましたが、第78回大会では2区を走っているので、この年は1区が黒田将由(1年生)から2区の徳本一善(3年生)への襷リレーだったのですね。
でも、1年生と2年生で1区を任されているのでチームのなかのエース級の選手であったことは間違いないです。
卒業後は実業団チームの中国電力に進み、社会人ランナーとして活躍したそうです。
お父さん、凄い選手だったのですね!!
凄い経歴のお父さんですが、子供達には陸上をすることを強要することはなく、のびのびと育てていたそうです。
そんなご家族の環境から次々と注目ランナーが育ってきました。
長男 … 朝日(あさひ)選手
朝日選手は4人兄弟姉妹で1番上の長男ということです。
次男 … 然(ぜん)さん
高校3年生のとき、高校総体3000メートル障害で8分40秒71の自己ベストで2位に食い込む活躍をし、高校生トップレベルの実力を証明しました。
大学は兄・朝日選手と同じ青山学院大学に進学しました。現在、陸上競技部に所属しています。
然選手は1年生ながら既にチーム内でも注目される存在で、先日12月10日に発表された第101回箱根駅伝のチームエントリー16名に選ばれました。
朝日選手の出走は確実なので、然選手が出走となれば兄弟での力走となります。楽しみですね。
長女 … 六花(りっか)さん
六花さんは小学生のころはヒップホップダンスをやっていましたが、2人の兄の影響か、中学から陸上を始めました。
京山中学3年生のときに、全国中学陸上の女子1500メートルで4分26秒98で優勝。
六花さんは「中学日本一決定戦」で終始、主導権を握り完勝しました。
” もっと一生懸命、本気で挑戦したい ” と考え
岡山の岡山市立京山中学校から女子陸上の強豪・仙台育英高校へ進学しました。
仙台育英では女子1500mと駅伝を中心に活躍しています。
次女 … 詩歌(しいか)さん
末娘の詩歌さんは6歳。朝日選手によると、駆けっこが速く、未知数の能力を秘めているとのことです。
なかなか将来有望ですね。
まとめ
今回は、箱根駅伝・青山学院のエース黒田朝日選手のご家族についてまとめてみました。
お父様の陸上競技での輝かしい実績と、のびのびとした家庭の雰囲気が相まって朝日選手、然選手、六花選手の輩出が起こったようですね。
第101回箱根駅伝で朝日選手の走りは? 然選手との兄弟そろい踏みはなるか?
レースの展開ともどもとても楽しみです。
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