今年もまた箱根駅伝の季節がやって来ましたね。
今年の箱根は國學院大、駒澤大、青山学院大の3強の争いとなりそうです。
3強それぞれに大エースがいますが、駒澤大の大エースは篠原 倖太朗 選手です。
篠原 倖太朗 選手はどんな選手なのでしょうか? 出身中学、高校をまとめました。
篠原選手は千葉県山武市の出身
『山武市』とはどんなところ?
山武市は、千葉県の北東部に位置し、都心から約60キロメートル圏内にあり、成田国際空港まで約18キロメートルの距離にあります。
田畑や山林の面積が6割にのぼる一方で、東側には日本有数の砂浜海岸である九十九里浜と接しています。
丘陵地帯には、特産の山武杉に代表される山林が存在し、海岸部にある6カ所の海水浴場は県内外からの海水浴客でにぎわっています。
地元の山武中学・富里高校へ進学
篠原 倖太朗選手は千葉県山武市の出身です。山武中学、富里高校と地元の学校に進学しています。
進学した冨里高校へは駅までかなり距離があるので片道20㎞、往復40㎞の距離を自転車で通っていたそうです。
篠原選手の出身中学は? … 山武市立山武中学校
篠原選手は地元の市立山武中学に進学をします。
陸上部に入部しますが中学時代は体の線も細くて3000mもあまり走る機会がなく、記録も9分50秒前後だったそうです。
出身高校はどこ? … 千葉県立富里高等学校
篠原選手は富里高校で陸上を指導されていた北原慎也さんに出会います。
北原さんは駅伝強豪校の山武農業から駒澤大に進学しました。
箱根駅伝に4年連続で出場し、4年生のときには5区山登りで区間賞をとった有名なランナーです。
北原さんは篠原選手について
「将来性を感じるので伸びしろを残せるように、あえて練習量を抑えています」と話されていた。
練習量を抑えていたもう一つの理由は自転車通学でした。
「駅までかなり距離があるので、篠原君は片道20km、往復40kmの距離を自転車で通っていました。自転車で通う子が多かったので、陸上部の練習量を抑えていた部分もあります」。
往復でフルマラソン並みの距離を自転車通学していたという篠原選手。
こういった体力や粘り強さも競技にプラスになっているんですね。引用:「4years」
” 伸びしろを残せるように ” という配慮のもと体力と競技の基礎力を蓄えていたのが大学での活躍に繋がっているのですね。
3年後、広島で行われた「全国男子駅伝」で千葉の3区を走った篠原選手(駒澤大3年)はこんなコメントを残しています。
(千葉県立冨里高校出身の篠原選手は)
「高校があまり強くないので駅伝で全国大会は厳しかった。悔しい思いもしたので、そういう人でもここまで来られるのを見せていきたい。」
篠原選手は北原さんが活躍した駒澤大学へ入学をし、その才能を爆発させることになります。
まとめ
駒澤大の大エース・篠原 倖太朗選手の大学入学前までをまとめてみました。
いまや、大学陸上界では誰もが知る有名な篠原選手ですが、
中学、高校は駅伝の強豪校ということではなく、
良い指導者に恵まれて地道な努力を重ね、実力を着々と蓄えていたという感じでした。
決してエリート街道を歩んできた選手ではないので驚きました。
人間性もとても良いそうで、キャプテンに指名され名門チームをまとめています。
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