仙台育英・吉川陽大 出身中学はどこ? 両親はバレーボール選手?

仙台育英 吉川陽大

偉大な両親を持つ仙台育英のエース・吉川陽大 中学から仙台育英への軌跡を追った


スポーツ報知 X より

常勝軍団・仙台育英を支える背番号1、吉川陽大投手。最速147km/hのストレートと切れ味鋭い変化球で相手打線を封じ込める左腕エースは、今夏の甲子園でも大注目の存在だ。

その吉川投手のルーツを辿ると、驚くべき「アスリート一家」のDNAが見えてきた。

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目次

吉川 陽大 プロフィール

今年の夏で3年生となる吉川陽大(よしかわ あきひろ)投手は、2007年12月28日生まれの176cm、72kg。左投左打の本格派で、マウンド上では冷静沈着なピッチングを見せる。武器は最速147km/hの力強いストレートに、スライダー、カットボール。プロのスカウト陣も熱い視線を送る、将来性豊かな逸材だ。

項目内容
氏名吉川 陽大(よしかわ あきひろ)
生年月日2007年12月28日
出身地神奈川県横浜市(出生地:広島県広島市)
出身中学横浜市立茅ケ崎中学校
中学所属チーム横浜都筑シニア
高校仙台育英学園高等学校(宮城代表)
学年(2025年夏時点)3年生
身長/体重176cm/72kg
投打左投左打
位置ピッチャー
球速最速147km
家族父:吉川正博(元女子バレー日本代表監督)
母:吉川博子(元女子バレー日本代表・初代リベロ)
戦績ハイライト2025年宮城大会決勝:7回11奪三振無失点で甲子園出場

両親はバレーボール選手

吉川投手を語る上で欠かせないのが、その両親の存在だ。父は元女子バレーボール日本代表監督の吉川正博さん。国際大会で日本代表を率いた名指導者として知られる。そして母は、元バレーボール日本代表選手で「世界No.1リベロ」と称された吉川博子さんだ。

両親ともに日本バレーボール界のレジェンドであり、まさに「アスリート一家」のサラブレッド。吉川投手自身も、母の「平常心でやりなさい」という言葉を心の支えにしているという。勝負へのこだわり、自己管理能力、そして決して諦めない強さ。これらは、まさに両親から受け継いだアスリートのDNAと言えるだろう。

出身地は神奈川県横浜市

吉川投手は神奈川県横浜市の出身だ(出生地は広島県広島市)。小学3年生から野球を始め、その才能の片鱗を見せ始める。

中学時代 … 横浜都筑シニア

横浜都筑リトルシニア HPより

横浜市立茅ケ崎中学

吉川投手が通っていたのは横浜市立茅ケ崎中学校だ。文武両道の環境で、野球に打ち込む日々を送った。

横浜都筑シニア

中学時代は硬式野球チーム「横浜都筑シニア」に所属し、本格的に野球に取り組んだ。中学2年の夏からは投手に転向。この頃からその「腕の振りの鋭さ」は関係者の間で評判となり、将来を嘱望される存在となっていった。横浜都筑シニアは技術だけでなく、礼儀や人間力の育成にも力を入れているクラブであり、吉川投手も技術面だけでなく、精神面でも大きく成長を遂げた。

高校は宮城の仙台育英へ

中学卒業後、吉川投手が選んだのは高校野球界の王者、仙台育英だった。

なぜ仙台育英へ

なぜ地元を離れてまで仙台育英を選んだのか? 吉川投手は「自分より高いレベルで成長できる環境があると感じたから」と語る。甲子園常連の強豪校である仙台育英は、選手層も厚く、指導レベルも全国トップクラス。「自分を追い込む環境で成長したい」「甲子園で活躍したい」という強い思いが、東北の地へと彼を導いた。

元バレーボール女子日本代表監督の父・正博さん(62)、バレーボール日本代表のリベロだった母・博子(54)さんを両親に持つ吉川。

中学時代は神奈川で無名の存在だったが、他の投手を視察しに訪れた須江監督の目に留まった。「体のバネ、勝負根性。伸びしろを感じました。流れている血が未来を描けた」。

入学後に上昇カーブを描いて、最速147キロのドラフト候補に成長。視察した巨人・水野雄仁編成本部長代理は「甲子園でもっと見たい投手です」と評価した。

引用:スポニチ・アメックス 2025年7月29日 より

その成長の軌跡

仙台育英に入学後、吉川投手は着実に成長を遂げた。2年生時の2024年度は、主要大会で9登板(先発5)、33と1/3回を投げ、防御率1.62、被打率.164、39奪三振という素晴らしい数字を残している。宮城大会準々決勝では10奪三振で完投勝利を挙げるなど、早くからエースとしての片鱗を見せていた。

この夏の奮闘

そして迎えた2025年夏の宮城大会。吉川投手はチームのエースとしてマウンドに立ち続けた。決勝戦では7回11奪三振無失点と圧巻の投球を見せ、仙台育英の甲子園出場に大きく貢献。その精度の高い投球は、プロスカウトからも高い評価を受けている。

2025 夏 宮城大会2回戦〇 8-0 角田7回コールド 登板なし
 〃3回戦〇 2-0 柴田登板なし
 〃準々決勝〇 3-2 東北7安打10三振で完投勝ち
 〃準決勝〇 8-1 仙台一最後の1イニング登板
 〃決勝〇 10-0 東北学院榴ケ岡先発で7回を11奪三振

戦績の資料は 「朝日新聞 バーチャル高校野球」より

決勝では6者連続三振の快投を見せた

今秋のドラフト候補でもある仙台育英のエース左腕・吉川陽大投手(3年)が決勝の舞台で6者連続三振をやってのけた。  切れのある直球を軸に3回1死から5回1死まで相手打線を6者連続三振に仕留めた。  父は女子バレー日本代表元監督、母もバレー選手。プロ注目の左腕が躍動している。  ネットでも「吉川、連続三振スゴイな!」「吉川のエンジンかかってしまった」「吉川陽大いいね」「吉川くん無双モードへ」と話題になった。

引用:スポニチ・アネックス 2025年7月28日 より

この夏の宮城大会では4試合で20イニングを投げ、被安打11、奪三振25、失点2の好投をみせ、いよいよ夏の甲子園へ乗り込む。

甲子園への展望

今夏の甲子園では、吉川投手が仙台育英のV2への鍵を握る存在となるだろう。アスリート一家に生まれた恵まれた身体能力と、両親から受け継いだメンタルの強さ。大舞台での経験も積み、堂々としたピッチングで全国の強豪に立ち向かう姿に期待が高まる。

まとめ

吉川陽大投手は、日本バレーボール界のレジェンドを両親に持つ「アスリート一家」のDNAを色濃く受け継いだ逸材だ。その恵まれた身体能力と、両親から学んだ「平常心」の精神力は、まさに勝利への大きな原動力となっている。中学時代からその才能を注目され、仙台育英という最高の舞台で大きく成長した吉川投手。この夏、甲子園のマウンドで彼がどんな輝きを放つのか、全国の高校野球ファンが固唾をのんで見守っている。

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