滝川高 新井 瑛太 出身中学は? ドラフト候補!古豪にあらわる

新井瑛太 ドラフト候補

新井 瑛太(あらい・えいた)
2007年10月26日生まれ。兵庫県出身の高校3年生。
身長180cm・体重82kgという均整の取れた体格は、まさに「投打の完成形」。
右投げ左打ちというプロ好みのスタイルで、バッティングセンスも一級品だ。

小学校は神戸市の小束山小学校。地元の小束山少年団野球部で野球に出会い、その才能はすぐに注目された。中学では多聞東中学校に通いながら、明石ボーイズで本格的な競技野球に挑戦。ここで全国の強豪としのぎを削り、非凡な野球センスをさらに研ぎ澄ませた。現在は滝川高校でプレー。エースで4番、さらにキャプテンとしてチームを引っ張る、まさに「フルスペック高校球児」だ。

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目次

プロフィール

新井 瑛太あらい・えいた
生年月日2007年 10月26日 3年生
身長/体重180㎝ 82㎏
投打右投げ 左打ち
出身地兵庫県
小学校神戸市立小束山小学校(小束山少年団野球部)
中学校神戸市立多聞東中学校(明石ボーイズ)
高校滝川高校
家族両親 兄 姉

主将、エースで4番の新井瑛太。その人柄は … 滝川高校の近藤監督が語る。

性格は素直で誰にでも好かれるタイプ。こちらの言うことをきちんと理解して行動できる。
秋からはエースで4番、キャプテンを任せていますが、下級生時代から副キャプテンをしていましたし、あえていろいろ背負ってもらって彼の頑張りを今以上に期待しています。

引用:週刊ベースボール 2025年ドラフト特集 より

巨大な期待を悠々と受け止めることが出来る大器のようだ。

U-18代表候補合宿:全国に轟いた“新井”の名

2025年春、新井はU-18日本代表候補合宿に抜擢された。名門校のスター選手たちが揃う中、彼の存在感は際立っていた。

練習試合ではストレートで最速150キロを計測変化球とのコンビネーションも秀逸で、全国から集まった逸材たちをねじ伏せた。投げて良し、打っても痛烈なライナーを飛ばし、スカウト陣からは「投打にプロレベル」との声も。

ドラフト候補として

「近畿No.1右腕」「世代屈指のスラッガー」と各紙が絶賛。すでに複数球団がマークを公言しており、今夏の活躍次第ではドラフト上位も夢ではない。

プロ志望はまだ先――だが野望は明確

「将来はプロを目指したい。でも、まずは甲子園に行くことが先です」
そう語る言葉に、浮ついた様子はない。目の前の試合、チームメートとの時間、それを何より大切にする姿に、本物のリーダーの資質を感じさせる。

小学校時代 … 小束山少年団野球部で野球を始める

スポーツが盛んな兵庫県。その中でも神戸市は多くの名選手を輩出してきた土地だ。新井はこの“野球の熱土”で育った。

小学校時代:バットを握った原点

小束山小学校に入学すると同時に小束山少年団野球部に入団。6年間で基本を徹底的に叩き込み、すでにこの頃から将来を嘱望されていた。

父は野球、母はバレー――スポーツエリート一家

父は高校野球経験者。母はバレーボールの選手だったという。家族全員がスポーツに理解があり、彼の野球人生を強く支えてきた。

父のノック、母の食事管理、兄姉との切磋琢磨――すべてが今の新井を作り上げた要素だ。


中学校時代…明石ボーイズ 全国で輝いた中学3年の夏

引用:明石ボーイズ HPより

中学時代は明石ボーイズに所属。関西屈指の強豪チームでレギュラーを張り、3年時にはジャイアンツカップに出場。全国の舞台でも物怖じしないその姿勢に、「これはただ者じゃない」と評判が集まった。

ライバル・福田拓翔(東海大相模)との宿命

https://twitter.com/gin9618/status/1916738184928809327

中学時代、明石ボーイズでしのぎを削ったのが東海大相模の福田拓翔タイプこそ違えど、互いに意識し合い、今も交流は続く。

「彼が打ったら、自分も打ちたい。彼が勝ったら、絶対に勝ちたい」
新井の向上心を刺激し続ける、永遠のライバルだ。

福田は昨年夏の甲子園で登板。全国デビューを果たした。
184cm85kg 右右 MAX150km スカウト注目の逸材。

滝川高校を選んだ“理由”

ライバルの福田は多くの強豪校から勧誘され東海大相模に進んだ。一方の新井は全然ダメだったそうだ。

そんな新井がなぜ滝川を選んだのか?

中学3年の夏、新井は兵庫大会で滝川が東洋大姫路を破るという番狂わせを見た。その試合をスタンドで見ていた新井は「ここなら俺も輝ける」と進学を決断。

2022年夏の兵庫大会。

2回戦から登場した滝川は西宮北を11-1で破ると、3回戦で三田学園を8-1と撃破。4回戦で東洋大姫路と対戦した。
7月21日姫路ウインク球場で行われた試合は滝川・板野の好投もあり強豪を2-1と退けた。

学校名123456789
滝川1000000012
東洋大姫路0000100001

滝川高校野球部は甲子園出場19回の名門。別所毅彦、青田昇、中尾孝義、村田真一とプロで活躍した有名選手も輩出している。1980年代に学校の方針として進学路線に変更。スポーツは1984年に開校した滝川第二高校に引き継がれている。


滝川高校での飛躍:1年夏からベンチ入り、2年秋には“三冠主将”へ

1年夏:名門・報徳学園と対戦

1年生ながら夏の兵庫大会でベンチ入り。報徳学園との対戦ではマウンドに立ち、堂々の投球を披露。観客がどよめくほどの“存在感”を放った。シュアなバッティングに俊足を生かした守備は評判を呼んだ。

2年春:最速150キロを計測!

春季大会ではついに自己最速150キロを記録。スピードだけでなく、制球力や変化球の質も高く、ここから本格的にプロのスカウトが動き始めた。

2年夏:神戸国際大付属との死闘

強豪・神戸国際大付属との一戦では、延長戦までもつれる激戦を繰り広げた。結果は惜敗だったが、スカウト陣からは「精神的にも完成度が高い」と評価された。

2年生の新井はこの試合、3番投手として登場。投げる方は先発で7回を投げ失点5の内容だった。
一方打つ方では3番打者として3打数3安打3打点の大活躍。投打ともに溌剌としたプレーをみせた。

2年秋:エースで4番でキャプテン

3つの大役を一手に担い、まさに**“高校野球の申し子”**となった新井。仲間からの信頼も厚く、指導者からは「チームにとって太陽のような存在」と評される。

新チームでは「エースで4番」そしてその人間性をかわれキャブテンにも任命された。

秋の兵庫大会は初戦で神戸第一に延長11回タイブレークの末、5-6と惜敗。上位進出とはならなかったが、前述の通りその投打の才能が認めら2025年春のU-18代表候補合宿に召集。全国にその名をとどろかせた。


まとめ:目指すは甲子園、そしてその先へ

「甲子園で勝ちたい。それが夢の第一歩」

そう語る姿に、派手さはない。しかしその言葉の一つひとつに、覚悟と情熱が滲む。兵庫の新星は、静かに、しかし確実に、“本物の怪物”への道を歩んでいる。

今年の夏、彼が甲子園のマウンドに立つ姿を見逃すな――
その投球が、その打球が、高校野球の景色を変える!


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