2022年 第104回夏の甲子園で仙台育英が優勝。ついに深紅の大優勝旗が「白河の関」を超え、100年を超える高校野球の歴史が変わりました。仙台育英は翌年の夏も甲子園で決勝へ進出。
宮城の高校野球は仙台育英と東北が引っ張ってきました。甲子園出場回数でもこの2校の出場が突出していますね。
目次
宮城 甲子園決勝での戦績
1989 第71回夏の選手権 | 仙台育英 | ● 0-2 帝京(延長10回) | 大越の熱投 |
2001 第73回 春センバツ | 仙台育英 | ● 6-7 常総学院 | 芳賀の粘投 |
2003 第85回夏の選手権 | 東北 | ● 2-4 常総学院 | ダルビッシュ2年の夏 |
2015 第97回夏の選手権 | 仙台育英 | ● 6-10 東海大相模 | 佐藤世那の力投 |
2022 第104回夏の選手権 | 仙台育英 | 〇 8-1 下関国際 | 東北勢の初優勝 |
2023 第105回夏の選手権 | 仙台育英 | ● 2-8 慶応 | 夏の連覇ならず |
宮城 甲子園での戦績(通算成績)
春夏の通算成績
227試合 117勝 110敗 勝率 0.515
春のセンバツ
74試合 34勝 40敗 勝率 0.459
夏の選手権
153試合 83勝 70敗 勝率 0.542
宮城・出場回数ランキング
1:仙台育英 | 通算45回 夏30回 春15回 |
2:東北 | 通算42回 夏22回 春20回 |
3:仙台商 | 通算4回 夏3回 春1回 |
4:仙台二 | 通算3回 夏3回 春0回 |
5:利府 | 通算2回 夏1回 春1回 |
仙台育英と東北の出場回数が抜きんでています。
宮城・甲子園での活躍
仙台育英
優勝 … 夏1回
準優勝 … 夏3回 春1回
1963年 第45回夏の選手権 … 甲子園初出場
1968年 第40回春のセンバツ … 甲子園初勝利 仙台育英 9-8 興国
春夏通算の成績 | 105試合 62勝 43敗 | 勝率 0.590 |
夏の選手権の成績 | 75試合 46勝 29敗 | 勝率 0.613 |
春のセンバツの成績 | 30試合 16勝 14敗 | 勝率 0.533 |
東北
優勝 … なし
準優勝 … 夏1回
1930年 第16回夏の選手権 … 甲子園初出場 ・初勝利 東北中 3-2 水戸中
春夏通算の成績 | 84試合 42勝 42敗 | 勝率 0.500 |
夏の選手権の成績 | 50試合 28勝 22敗 | 勝率 0.560 |
春のセンバツの成績 | 34試合 14勝 20敗 | 勝率 0.412 |
利府
2009年 第81回春のセンバツに21世紀枠で甲子園初出場をすると快進撃をみせベスト4まで勝ち進みました。
宜野座と並びセンバツ21世紀枠の最高成績。
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まとめ 仙台育英が甲子園で優勝と準優勝
甲子園での優勝を果たし東北全体のレベルが上がったようですね。
仙台育英と東北の活躍が抜きんでていますが、このところ東北学院や聖和学園、柴田の初出場も続いています。公立の伝統校、仙台一や仙台二も県内で存在感を示しています。
群雄割拠で更に野球のレベルが上がっていくことでしょう。
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